【Q】
「拝啓」と「謹啓」は、使いかたが違うのですか?
【A】
この二つのような言葉は、手紙での冒頭のあいさつに使われる頭語と言われます。
「拝啓」は“頭を下げて申し上げます”という意味で、一般的な通信文などでよく使われます。「謹啓」は“謹んで申し上げます”という意味で、儀礼色の強い改まった文章などで主に使われます。いずれも、文章の終わりは「敬具」や「敬白」などの結語を用いて終わらせます。
【Q】
昔から挨拶状には「句読点」を抜いたり、「段落おとし」を入れないのはどうしてですか?
【A】
縦書きの挨拶状の場合「句読点(" 、" や " 。")」「段落おとし(段落の始めに1文字分あけること)」は入れないのが正式とされています。これは昔、筆で書簡を書いたことからの慣わしが残ったものと言われています。
それに沿ったかたちで、当店の縦書き文例見本もほとんどが句読点抜き、段落落しなしになっております。
特に仏事挨拶状や職場でのご挨拶状は、格式張ったフォーマルな挨拶状ですから、挨拶状文例にはすべて句読点は入れておりません。
しかし、一部のお客様から「句読点を入れて欲しい」「段落おとしをして欲しい」という要望もございます。句読点入れや段落おとしをご希望の場合はご注文時にご指定ください。
※文字数によって行数が変わる場合がありますのでご了承下さい。
【Q】
挨拶状の「私こと」「私儀」は何で文字が小さいのですか?
【A】
縦書きの挨拶状の場合「私こと」「私儀(わたくしぎ)」は、他の文章にくらべて小さい字で書かれております。(横書きの場合は他の文字と同じ大きさです)。
「私こと」と「私儀」は同じ意味です。(私儀の方がかしこまった言い方です。)「儀(ぎ)」は身内の事にも使います。
もともと、「私儀」とは遜り(へりくだり。相手への謙遜)の意味合いを持ち、自分がへりくだることにより、相手への敬意を表します。
話し言葉で言えば「私個人に関して…」という感じですが、正式な挨拶状ではさらに「私個人の事で誠に恐縮ですが…」という気持ちを込めて、行末に下げ、他の文章よりも小さい字で表記されてきました。
当店も基本的には、この形でプリントさせていただいています。
もちろん小さくしないでプリントする事も可能です。「私こと」や「私儀」を他の文章と同じ大きさでプリントをご希望の場合はご注文時にお書き添えください。































