さわやか編最優秀賞

さわやか編優秀作品

ユーモア編最優秀賞

ユーモア編優秀作品

みなさまからのたくさんのご応募ありがとうございます。

さて、さわやか編、ユーモア編とも最優秀者に選ばれた二名の方、おめでとうございます。

当店の人気商品「どんこ椎茸のぜいたく和風だし」をお送りさせていただきます。

今回は、応募総数（作品数）が５２０作品あまりでした。前回まで応募数がやや減りつつありましたが、今回は久しぶりに５００を超えましたので、最優秀賞以外でさわやか編１０作品、ユーモア編１０作品を優秀作として選考させていただきました。

これも偏にご応募いただいておりますみなさまのおかげと心より感謝申し上げます。

ただ、作品数が増えた分、どうしても似たようなものも多くなります。それゆえ今回もなるべく独創性、オリジナリティーの高さを選考基準の中心とさせていただきました。

さわやか編の最優秀賞の“あゆじゃいこ”さんの作品は、至ってシンプルですが、「暑いよね」この誰でもが普段口にするこの言い回しに着目されたのがすばらしいです。特に日本人はあいさつと一緒にこの“暑い”“寒い”を言うのがお決まりみたいになっているわけですが、それをわざわざ口にする相手との微妙な距離感。でも「暑いですね」ではなく「暑いよね」って返せるのは、ある程度親しい仲だと思われるところ、最後に「なんかいい」と結ぶあたりが、なんかいいですよねー。なんだかうまく口に出して言うほどの仲では無いのかもしれないけど、「なんかいい」には、少し照れながらも相手への深い思いや愛情を感じることを想像させるすばらしい作品でした。

当コーナーでは、あいさつということで、作品に例えば「あいさつは」とか「ありがとう」とかを使われる方が多いようですが、それですとどうしても競合する作品も多くなりますし、またその中で求められる個性もより豊かなものとなってきます。以前にも申しましたように、必ずしもあいさつの言葉、慣用句を織り込む必要はございません。大切なのは、短い言葉ながら詠む人の目に浮かぶような情景やあるいは愛情、時々の感情などを、ほのかに織り交ぜながらも、じっくり伝わるその方ならではの表現力を評価の基準といたしております。

残る優秀賞の作品もそのような基準で選考させていただきました。いずれ劣らぬ良い作品でした。

ユーモア編最優秀賞の“中年やまめ”さんの作品は、もしかしてさわやか編に入れなくてはならない作品なのか？と、思いましたが、“あったかいんです　クール便”という風に、温かいものを冷たくして結ぶところが、クスっと笑えましたし、そこはかとない言葉のセンスを感じることができました。中年やまめさんは、さわやか編でも１作品優秀賞にございますね。

また、優秀賞、最優秀賞に選ばれている方々は、今回のみならず何度も選ばれている方々もおられますし、逆に何度も応募されても選考されない方もおられます。

そのような方々は、ぜひ上にも申し上げました選考基準をご参考の上、再度チャレンジなさってみて下さい。

では、１０月下旬の次回締切りまで、最優秀賞を目指してみなさまからのたくさんのご応募をお待ちしております。